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PSM分析
--- 分析時の注意点
--- 戦略的な価格設定を見極めるには
PSM分析+許容率・妥当率
PSMクロス分析
価格期待分析
PSM交点の意味
PSM分析の長所と短所
(1)新コンセプト商品の受容価格帯の分析に向く。既存カテゴリー新アイテムには向かない。
PSM分析の前提のひとつは、高価格、低価格についての支持率線の交点が作ることができることです。交点ができるには、人によりイメージ価格に大きな差があることが必要です。
全員が、安すぎて不安を感じる価格を100円とし、高すぎて買わない価格を300円とした場合、2本のラインは交わりませんから、最適価格を算出するための交点はできません。100円を高いと感じる人もいれば、5000円でも安いと感じる人がいるような場合に、見た目きれいに分析できます。また、実際に、PSM分析を試みる意義があります。
このようなことに近いケースは、加工食品の既存カテゴリーの新アイテムの価格評価を主婦に行った場合、起きる場合があります。回答者の価格イメージが既に固まっているためです。
但し、PSM分析はできませんが、結果を分析して、多くの人の価格意識を把握することはできます。
(2)市場全体での妥当な価格ゾーンを把握することに向く。戦略的な価格判断は難しい。
PSM分析では、高すぎまたは安すぎて買わないという拒否者を全体として最小化することから、最適価格や受容価格帯を捉えています。つまり、受け入れられにくい人を市場全体傾向として最小化することを優先しています。多少、拒否者がいても魅力を感じる人を最大化することや、特定の層には際立って評価されるといったことを明かにするものではありません。
PSM分析をそのまま利用するだけでは、次のことを分析することは困難です。
価格戦略や差別化戦略を狙った戦略的価格の判断
受容する消費者セグメントを探索する
これらのためには、PSM分析の基本手法だけでは不足です。
(3)戦略的価格設計のための着眼点とは。
戦力的、効果的な価格設計のためには、
妥当感があり、「安い」「高い」と感じる境界価格を見極める
想定価格の背景にあるニーズ、想定用途の違いを見極める
潜在的な商品期待を捉える
といった分析が必要です。
そのためには、PSM分析にプラスして、「妥当率・許容率」「PSMクロス分析」「価格期待分析」などの方法を行うことが有効です。
PSM分析は、第一義的に市場全体の価格感覚に合った価格設定を見極めるものとして利用すべきです。
登録データセットから…………
データ貼り込みから…………
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