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 既存のリサーチシステムの質問設計情報を自動取り込みするために、データ交換フォーマットが用意されています。現在ご利用のリサーチシステムまたは質問設計データベースから、指定の書式で必要情報を出力するプログラムを追加すれば、質問設計をRepoのデータ定義に取り込むことができます。併せて回答データをCSVテキストファイルで取り込めば、リサーチシステムとRepoをスムーズに連携させられます。
質問設計情報がデータベース化されている、または、決まった形式でファイル保存されていることが、必要条件です。
連携に必要なプログラムは、御社でプログラムすることをお勧めしますが、弊社でサポートさせていただくこともできます。(要相談)

(1) 質問設計(データ定義)を指定の書式のテキストファイルに作成しておく。
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(2) 「新規作成」または「データ編集」をクリック。 |

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(3) データ編集画面で、「データ定義編集」をクリック。 |

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(4) 「ファイル」「取り込み」「テキスト質問設計書から」を選択して、作成した交換データファイルを読み込む。
データ定義が読み込める。 |
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(5)必要に応じて修正。特に、次の点は取り込めないため修正する。
- 数量項目の場合、各選択肢の値の上限値、下限値
- 選択肢の該当値が、1から始まる整数値でない場合。例えば、都道府県名などがそのまま入力されている場合
- 質問分岐条件
- 項目名、選択肢名の短縮
(6)データは、データの形式に合わせた方法で、別途読み込んで下さい。
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下記の書式のテキストファイルを作成して下さい。
改行記号ごとに読み込むため、改行が明確になるエディタでの入力がお勧めです。
- 1行目に調査名、改行
- 2行目に半角文字で、「=========================」を入力、改行(長さは5文字以上)
- 3行目に、質問コード(通常は不使用)を「<<」と「>>」で囲んで入れて、改行(例、「<<Q2>>」)
- 4行目に、データ項目名、改行。
- 5行目に、半角[]記号で囲んで、データ型を入力、改行。(アルファベットは半角文字で)
- SA(単数選択)……………[SA]
- MA(複数選択)……………[MA]
- SAの表組み……………[SA表]
- MAの表組み……………[MA表]
- 自由回答、数量、その他……………[FA]
- 「-------------------------」で区切り行を入れる。(長さは5文字以上)
- 各サブ項目名を改行して入れる ※表組み質問の場合のみ
- 「-------------------------」で区切り行を入れる。(長さは5文字以上) ※表組み質問の場合のみ
- 各選択肢を改行して入れる
- 「=========================」を入力、改行(長さは5文字以上)
FA型の場合は、6〜9は不要です。
表組み質問でない場合は、7,8は不要です。6から9に進んで下さい。
ここまでで、ひとつの質問分が終了です。以降、次の質問を3〜10を繰り返して下さい。
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データは次の書式のテキストファイルであれば、変換作業は不要となり、そのまま読み込めます。
下記の書式でない場合は、通常のCSVテキストファイルとして取り込んだ後、必要な形式変換を行って下さい。
- カンマまたはタブ区切りのテキストファイル(文字コードは、Shift-JIS)
- ダブルクォーテーションは使用しても良いが一切無視される
- 表組み項目の場合は、各サブ項目をひとつにまとめて間を半角「|」記号で連結させる
- MA(複数回答)は、半角「&」記号で連結させる
- データ値中の半角「|」「&」は上記区切り文字と見なされるため、使用しない
- SA、MAのデータ値は、何でもよい。(記号、文章でも良い)
データ定義上の「該当値」との完全一致した場合、その値としてカウントされる
- 数値型の場合は、3桁ごとのカンマは入れない。
- FA型を含めて、項目のデータ長の、全データ長の制限はない。項目数、選択肢数の論理的制限はない。
- データ分岐条件を使用しないで、強制的に非該当扱いとするには「_BL_」(半角)、不明とするには「_NA_」と記述する。(それぞれ、分岐条件より優先的に処理される)
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データ交換ファイルを出力するプログラムをリサーチシステムに追加する必要があります。
システム化には、大きく2つの方法があります。
- 質問設計の出力プログラムのみ開発追加して、手動で読み込み操作をする方法
- Repoリサーチとの連携と同様の完全連携システムとする方法
いずれの場合も、質問設計情報がデータベース化されている、または、決まった形式でファイル保存されていることが、必要条件です。
弊社でシステム開発、また機能追加する場合は、連携方法について、事前に相談させていただきます。 |
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